新型コロナウイルスの影響が深刻化するタクシー業界。岐阜市のタクシー会社では新たな取り組みとして、食料品の宅配サービス『フード速タク』と名付け、宅配事業に乗り出しました。

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今回、食料品の宅配事業に乗り出したタクシー会社は、「岐阜交通東部（岐阜市東鶉）」 「日本タクシー（岐阜市鶴田町）」 「共立タクシー（同市北一色）」の3社です。国土交通省が21日にタクシー事業者の配送事業を特例的に認める方針を表明したため、中部運輸局岐阜運輸支局に申請し、23日までに許可を受けたそうです。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、外出自粛の影響を受けて、飲食店では来店客が減少。テイクアウトを始める飲食店は増えており、2020年5月31日（日）までの期間限定となっていますが、各飲食店の宅配サービスを支援するそうです。

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『フード速タク』は24日から本格的に始まっており、宅配で使用するタクシーの車内に許可証を置き、5キロ以内なら1回700円（税込み）から受け付けているそうです。店舗、購入者のどちらが代金を負担するかは事前に店舗が決める仕組みで、23日には告知前にもかかわらず2店舗から正式な依頼があったそうです。

始めまして！岐阜交通東部です。
新型コロナウイルス感染症で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
我々も、コロナの影響で厳しい状況が続いておりますが、地域の皆様に「食」を通じて少しでも元気になれるサービスを開始します！#端午の節句#速タク#フードデリバリー pic.twitter.com/3xgbijlj2M

— 岐阜交通東部株式会社 (@GifukotsuT_Taxi) April 23, 2020

タクシー会社からは「困っている飲食店を支援し、少しでも社会貢献できれば」 「玉宮の飲食店が減ったら夜のタクシーの仕事がなくなる。まずは玉宮を元気にしたい」と意気込んでいるそうです。

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