【岐阜市】ご参拝の方は「きゅうり」をご持参ください。今年も胡瓜封じが開催予定
2024年7月21日、善光寺で「胡瓜封じ」が開催されます。
大きなキュウリのオブジェが話題になっていますよね。チラシによれば、5メートルのジャンボキュウリなのだそうです。キュウリというと河童を連想しますが、河童とは関係ない行事のようです。
胡瓜封じ(きゅうり封じ)は、弘法大師が、救世利民・病気平癒の秘法として伝えられたと言われているものです。人の立ち姿に似ているキュウリを、その人の身代わりにして、キュウリに病根、願いを邪魔する邪気を染み込ませ封じ込ませる、というものなのだとか。
キュウリが人の立ち姿に似ていると感じるというのは、昔の人の感性なのでしょう。胡瓜封じには、病魔退散、無病息災、心願成就のご利益が期待できると言われています。
無事に夏を越せるように、夏越しの御祈祷として行うようです。参道などで揚げを購入して参拝する稲荷神社がありますが、胡瓜封じでは家からきゅうりを持っていかなくてはいけないようです。ちょっと珍しい参拝方法ですよね。
お近くの方は、夏越しの御祈祷に出かけてみてはいかがでしょうか?
胡瓜封じが行われる「善光寺」はこちら↓